女性の作曲家を集めてみました

クララ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.7

クララ・シューマン
(シューマンの奥様)の
ピアノ協奏曲が聴きたくて、
CDを探していたら、当盤
THE WOMEN’S PHILHARMONIC
〔KOCH〕に辿り着きました。

THE WOMEN’S PHILHARMONIC
〔KOCH〕

タイトルどおり、
女性作曲家のオーケストラ曲集です。
1曲目はメンデルスゾーンのお姉様、
ファニー・メンデルスゾーンの
「序曲」。
2曲目がお目当ての
クララ・シューマン:ピアノ協奏曲。
どことなく雰囲気は
ショパンに似ていますが、
やはり独自の世界をもっています。
3曲目がタイユフェール、
「ハープと管弦楽のための協奏曲」。
これが聴き応えがありました。
美しい曲です。
4曲目5曲目がブーランジェ。
交響詩「哀しみの夜に」、
ヴァイオリンとピアノのための
「春の朝に」、の2曲です。
後半は初耳の作曲家が並びました。

珍しいCDに手を出すと、
収録情報がよくわからず苦労します。
指揮者はFellettaなる人物。
男なのか女なのか、
購入した当時は不明でしたが、
やはり女性でした。
最近はNAXOSレーベルで
活躍しているようです。
ピアノはCheng、
どうやらカナダの女性ピアニスト、
ハープはBenet、
こちらも美しい女性のようです。
オーケストラ名は
どこに書いてあるかすら
わかりませんでした。

聴いて面白ければそれでいいのです。
クラシック音楽会も
男尊女卑の傾向が見られます。
こうした女性に焦点を当てたCDは
それだけで
面白く聴くことができました。

こんなCDいかがですか。

(2020.4.11)

コメントを残す