エリック・オービエの美術館散策

確かに美術館を散策しているよう

またまた気まぐれで買った一枚です。
タイトルが素敵です。
「エリック・オービエの美術館散策」。
ジャケットも素敵です。
開くとまさに美術館です。
でももっと素敵なのはその音楽です。

エリック・オービエの美術館散策
エリック・オービエ(トランペット)
パスカル・ガレ(ピアノ)
・「展覧会の絵」よりプロムナード
  (ムソルグスキー)
・「夜想曲」より祝祭(ドビュッシー)
・夢のあとに(フォーレ)
・ハバネラ形式の小品(ラヴェル)
・エスパーニャ(シャブリエ)
・シランクス(ドビュッシー)
・「子供の領分」より小さな羊飼い
  (ドビュッシー)
・即興曲(イベール)
・演奏会用ガヴォット
  (ズーターマイスター)
・幻想曲変ホ長調(サン=サーンス)
・伝説(エネスコ)
・アルベニス風に(シチェドリン)
・ソナチネ(フランセ)
・「動物の謝肉祭」より白鳥
  (サン=サーンス)
・ガヤルド(タイユフェル)
・カンタービレとスケルツェット
  (ゴベール)
・練習曲Op.8-12(スクリャービン)

1曲目の
「展覧会の絵」に擬えたように、
フランス印象派にちなんだ小品を、
まるで美術館を巡るように
展開させていきます。
全19曲、
一時間ちょっとの美術館散策を
楽しむことができます。

それにしても
トランペットとピアノの演奏が
こんなにもかっこいいものだったとは
思いもよりませんでした。
オリジナルのトランペット曲も
含まれていますが、
トランペット用にアレンジした曲の
なんと優雅なこと。
雰囲気が大きく変わります。

デジパックのジャケットは、
開くとこちらもまさに美術館。
かなり凝ったつくりです。
耳だけでなく
目も楽しませてくれます。

満足しました。
音楽は底が深いのです。
面白いCDがまだまだ
この世にはあるのです。
存分に楽しみ尽くしたいと思います。

(2020.11.29)

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