シュメルツァーのヴァイオリン・ソナタ集
まだまだ素晴らしい音楽の沃野が広がっている 先日、リナ・トゥール・ポネの「美~17世紀のヴァイオリン作品集」を取り上げましたが、その盤に収録されていたシュメルツァーのヴァイオリン・ソナタが気に入り、シュメルツァー作品だけ...
まだまだ素晴らしい音楽の沃野が広がっている 先日、リナ・トゥール・ポネの「美~17世紀のヴァイオリン作品集」を取り上げましたが、その盤に収録されていたシュメルツァーのヴァイオリン・ソナタが気に入り、シュメルツァー作品だけ...
せめぎ合う「若さ」と「渋さ」 古楽器演奏の名盤を集めた「vivarte 60CD collection」には、ルネサンスやバロックだけでなく、古典派ロマン派の作品も収められています。最も新しい時代の作曲家がブラームスであ...
研ぎ澄まされた刃のようなバッハ かつてバッハの無伴奏の録音といえば、老巨匠たちの専有物のような状況が続いていました。実演では度々演奏していながら、レコーディングには慎重を期していた若いヴァイオリニストが多かったのではない...
フリードリヒ大王の宮廷音楽 フルートが主役の音楽は決して多くはありません。古学の宝石箱のような「vivarte 60CD collection」においても、第2集60枚の中で、フルートがメインの録音は、本盤以外には「18...
これは「役場のオジサンの文句」などではありません バッハというと、どこか堅苦しいイメージがあります。元ニュースキャスターで部類の音楽愛好家の俵孝太郎氏は著書の中でバッハの音楽を「はっきりいわせてもらえば役場のオジサンの文...
リ・アンジェリ・ジュネーヴの突き抜ける美しさ カンタータといえばどうしてもJ.S.バッハの曲ばかりが注目されがちです。しかし大バッハは、ドイツ・バロックのカンタータの流れの中の一点にすぎない(巨大な一点ではあるのですが)...
オリヴェラスのソプラノが聴きどころ 以前、「vivarte 60CD collection」に収録されているボッケリーニのスターバト・マーテルを取り上げ、「これは名曲だ」と記しました。チェロ2本の弦楽五重奏伴奏によるソプ...
モーツァルトのホルン協奏曲全集 クラシック音楽はどちらかというと堅苦しいイメージがつきまといますが、この曲ならリラックスして聴くことができます。モーツァルトのホルン協奏曲です。独奏楽器としてのホルンの温かい音色、モーツァ...
不思議な響きの第1番、そして魅力ある全集 チャイコフスキーのピアノ協奏曲は、第1番だけが有名で、第2番はあまり演奏される機会がありません。さらには未完成単一楽章の第3番、2楽章からなるピアノ協奏曲といってもいいくらいの協...
ラッスス「聖ペテロの涙」 またもや初めての作曲家の登場。「vivarte 60CD collection」です。古学に疎い私にとっては、未知の作曲家との出会いの場です。この盤もしかり。ラッススは私のCD棚には一枚もありま...