クライスラー・EMIレコーディングス

雑音の彼方のクライスラー 音楽は音が良くなくては愉しめません。それゆえ私は音盤の音質にはこだわりたいと思っています。ただし、音質の良くない昔の録音にも無視できないものは確かにあります。その筆頭にあげられるのが、ヴァイオリ...

ロッホランのブラームス

忘れ去ってしまうには惜しい指揮者・ロッホラン なるべく新しい音楽を、と常日頃思っているのですが、こと交響曲に関しては、私の中では時計の針が止まっています。ここ10数年、新しい録音の盤を購入していません。ブラームスの交響曲...

やんちゃなお嬢さんエステレ・レヴァーツ

「FUGATO」エステレ・レヴァーツ 以前「バッハ&フレンズ」というCDを取り上げて、エステレ・レヴァーツを紹介しました。そのとき「できれば彼女の本格的な演奏を聴いてみたい」そして「調べたら、すでにチェロ・ソナタを組み合...

ナタリー・クラインのチェロ

EMIから出ていた幻のような3枚 チェロではナタリー・クラインが好きです。つややかなチェロの音色、力強くも重くなりすぎず、かつ流麗に弾きこなすテクニック、情感たっぷりに歌い上げる弾き方。それになんといっても類い希なる美貌...