「ドイツ・バロック・カンタータ集」を味わう
リ・アンジェリ・ジュネーヴの突き抜ける美しさ カンタータといえばどうしてもJ.S.バッハの曲ばかりが注目されがちです。しかし大バッハは、ドイツ・バロックのカンタータの流れの中の一点にすぎない(巨大な一点ではあるのですが)...
リ・アンジェリ・ジュネーヴの突き抜ける美しさ カンタータといえばどうしてもJ.S.バッハの曲ばかりが注目されがちです。しかし大バッハは、ドイツ・バロックのカンタータの流れの中の一点にすぎない(巨大な一点ではあるのですが)...
モーツァルトのホルン協奏曲全集 クラシック音楽はどちらかというと堅苦しいイメージがつきまといますが、この曲ならリラックスして聴くことができます。モーツァルトのホルン協奏曲です。独奏楽器としてのホルンの温かい音色、モーツァ...
ラッスス「聖ペテロの涙」 またもや初めての作曲家の登場。「vivarte 60CD collection」です。古学に疎い私にとっては、未知の作曲家との出会いの場です。この盤もしかり。ラッススは私のCD棚には一枚もありま...
ハイドンは交響曲だけではない! 「vivarte 60CD collection」の中核を占めるのは、やはりチェロのビルスマ率いる名手集団ラルキブデッリです。モーツァルトやベートーヴェン、シューベルトの素敵な演奏が収録さ...
二人の巨人の間に流れた100年の時間 古楽録音を集めた「vivarte 60CD collection」。すべてが素晴らしいのですが、とりわけ合唱作品が秀逸です。ネーヴェル指揮のウエルガス・アンサンブル、ルーラント指揮の...
レオンハルトの飽くなき探究心 コープマンの演奏した16枚組のバッハ・オルガン曲全集を聴き、「オルガン音楽はあと十分」と思い込んでいました。そうではないと考えを改めさせられたのは「vivarte 60CD collecti...
ソプラノやテノールばかりではない、声楽の愉しさ 声の美しさを聴く、となると、ついソプラノやテノールばかりに注目しがちですが、低音の魅力もまた素晴らしいものがあります。そんな当たり前のことに気づかせてくれたのが本盤です。例...
フラウト・トラヴェルソの素敵な音色 「フルート協奏曲」と名のつく曲は、我がCD棚にはモーツァルトの2曲を収めた盤とニールセンの盤しか見当たりませんでした。私にとっては馴染みの薄い音楽です。「vivarte 60CD co...
フランス・バロックのリュート歌 私が中学生の頃は、まだまだフォークソングなるものが流行っていました。ギター弾き語りのさだまさし、中島みゆき、南こうせつ、イルカ、懐かしい限りです。その源流に位置するような音楽があります。そ...
ルネサンス期には素敵な音楽が埋もれている 貴重な録音が数多く収録されている「vivarte 60CD collection」。先日、ウエルガス・アンサンブルによるマットイス・ピペラーレの音楽を取り上げましたが、今日は同じ...